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沖縄フリーライター・WEB編集者/三好優実のブログです。

20代で爆ハマりした千田琢哉氏の本は、30代で読むと『詩集』だった

20代のころ、はじめて読んだ千田琢哉氏の本『1日に10冊の本を読み3日で1冊の本を書く ボクのインプット&アウトプット法』に衝撃を受け、それから10冊くらいは千田さんの本を読み漁った。

 

あの頃は20代のバイブルと言われるほど、分かりやすくもメッセージ性のある千田さんの言葉使いの中毒になっていた。

 

いつしか読まなくなっていたのだけど、最近樺沢紫苑氏の本にハマったことで、また千田さんの本を読んでみたくなった。軽快な文章で人を行動に導く文に、どこか懐かしさを感じたからだ。

 

 

で、こちらを購入し、読んでみた。

 

人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。

人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。

  • 作者:千田 琢哉
  • 発売日: 2011/07/28
  • メディア: 単行本
 

 

20代のころに爆ハマりしていた千田さんの本を32歳のわたしが読んでみた結果は、思っていたよりも見え方が全然変わった。

 

当時は一文も読み逃さないようにと必死で文字を追いかけていたけれど、30代のわたしは、とても簡単に読めてしまうようになっていた。この本に至っては1時間くらいで読み切った。

 

これは、本の内容が薄っぺいと言いたいわけではない。単にこの本は『20代のバイブル』なのであり、読書が苦手な人も読書を楽しめるつくりなのだ。

 

わたしはこの10年で、えらく読書好きになっていたんだなと気付き、きっかけを与えてくれた千田さんに心の中でお礼を言った。

 

30代で読むと、千田氏の本は『詩集』

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20代のころ読んだ千田琢哉氏の本に出てくる表現で、ふたつ、脳裏に焼き付いているものがある。

 

あまりにも千田さんの本を読み漁ったため、どの本に書かれていたのかは忘れてしまったが、こんなような内容だ。

 

『悩んだことのない人間ほど迷惑な存在はいない』

 

『多くの成功者が人生を変える起点となったのは、いつだって大失恋だ』

 

記憶の中の言葉なので言い回しはどうだか覚えていないけど、あらかたこんな感じの言葉だったと思う。この言葉たちが、かつて多感だったわたしの精神を安定させてくれた。

 

そして今になって千田さんの本を読んでみても、数文字の文章に綴られるメッセージ性の強さは変わらない。

 

読み進める難易度が低く、メッセージ性の高い、つまり『詩集』みたいな本だと思った。

 

この本の中から見つけた、いまのわたしに刺さった言葉を一部紹介する。

 

食糧が肉体に欠かせないのと同じで、精神に言葉の力は欠かせません。

本を読んでいる人はタフになるということの説明に使われた一文。 単純にめちゃくちゃ腹落ちした。

 

プロは内容以外のすべてから気づきを得る。

 内容が「面白い」「面白くない」と評論するよりも、内容ではないところからも気付きを得、結果読書を無駄にしないという話。

 

これからあなたの人生を好転させていきたいのであれば、本命から無意識のうちに逃げてはいけません。いつも第一志望に対しては貪欲であってください。

2回立ち読みした本は買おうという話の中の一文。成長するには、目の前にある小さな決断から変えていくことが大事だという、千田さんの根本的な考えが炸裂していて好きだった。

 

人生の転機となるのは、食わず嫌いで逃げ回ってきたことの周辺にきっかけがあることが多いです。

苦手な本を読むことは苦手な人と付き合うための予習だ、という内容について書かれた一文。まさにその通りだと思い、またわたしはAmazonで一冊ポチしてしまった・・。

 

1冊の本から1しか気付けない人と100気付ける人がいます。1しか気付けない人は、傍観者として他人の背中に隠れながら人生を生きてきた人です。100気付ける人は、当事者としてリスクを背負いながら生きてきた人です。

とても突き刺さった言葉だった。時にわたしは、物事を傍観者として捉えてしまうけれど、読書だけじゃなくすべての物事を自分ごととして考えた方が成長だなと思った。

 

自分でもタイトルを考えると本質を衝く能力がつく

これは目から鱗!なんで今までやらなかったんだろう。これから読む本はすべてオリジナルタイトルを考えてみよう。(ちなみにこの本のタイトルは『20代の全てを乗り越えた成長読書』にした。まだまだだ...)

 

本を読み続けると、一言で人を感動させられる。

なんと言ってもわたしは、この一言に感動した。わたしが目指したかったことを一言で伝えてくれたからだ。そして読書の必要性を改めて感じられた。

 

学校の勉強がつまらなかったのは、順番が間違っていたからです。人間は、人生のどこかで勉強したくなる時期が必ずやってきます。

この一文は、本能的に子供ができたらこの一言を頭に入れておきたいと思った言葉。この言葉が頭にあるか否かで、子供と勉強の関わらせ方が変わってきそうだから。

 

 

きっと20代の頃とは違ったところに惹かれた自分に気付ける読書

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この本にも書かれてあったが、過去の自分に影響を与えた本を10年後にもう一度読むのは本当に面白い。

 

自分の成長や受け取り方の変化はもちろん、なにに活かしたいかが変わっていたり。人との出会いと同じように、本との出会いもタイミングがあるのだ。

 

過去に比べて、いまわたしの感性に引っかかる文章たちは、職業に偏っている気はするが、それもまた人生。いまの自分を成長させたがっているということだから、それで良いのだ。

 

きっと、それぞれ生きているポジションによって良いと思う文が変わってくるはず。それを見つけるのが楽しい。そういう意味でも、千田さんの本は『詩集』だと思う。