OFFICE&FREEDOM

沖縄フリーライター・WEB編集者/三好優実のブログです。

早く読むより覚えたい。読書家であり精神科医の書く『読んだら忘れない読書術』

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むかしから『やる目的がよく分からないことをやる』というのが苦手だった。

 

例えばエステシャン時代、上司に『上司より先に帰るな』と言われたことがあるが、自分の仕事はすでに終わっていて、手伝うこともないと言われた末に残る意味がわからなかった。

それよりもわたしは早く成長したかった。家に帰って本を読んだり勉強したりブログ書いたりしたくて焦っていた。なんとか我慢して待ってみたこともあったが、やっぱり納得いかないし自分も上司も嫌いになりそうで、待つのをやめた。

結局それが問題になり、わたしは全社会議でフクロ叩きにあった。上司より早く帰る日が月に10日あったせいで、個人売上が1位になった日も"金のことしか考えてない”と陰口を叩かれた。

 

そんな人間にとって、自己啓発本を選ぶとき『この著者の言葉を素直に聞き入れることができるか』という点は、非常に重要なポイントとなってくる。

 

めんどくさい人間だと我ながら思うのだけど、変わりたいから本を読むのだ。納得して素直に受け入れる手法をたくさん教えてくれる本を読みたいし、出会いたい。

 

 

そんなツボに見事はまってくれたのが、樺沢紫苑先生の本シリーズ。樺沢先生の本が頑固者に適していると思う理由は3つある。

 

樺沢先生の本が頑固者に適している理由3つ 

①脳科学に基づいているため、根拠が曖昧なことがひとつもない

②著者自身が実際に実践し、目に見える結果を残している

③著者が読書家なので、1人の意見ではなく様々な本から得た見解がある

 

「とはいえ〜」「ほんとかよ」みたいなツッコミが読書中にひとつも湧いてこないし、湧いたとしても文中に必ず説明があるのが嬉しい。(「○○だと思う人もいるかもしれない。だがこんな実験がある。〜」というような)

 

ということで、今月に入ってすでに3冊目になる今回の樺沢先生本は『読んだら忘れない読書術

 

読んだら忘れない読書術

読んだら忘れない読書術

  • 作者:樺沢紫苑
  • 発売日: 2015/04/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

まず読後感からお伝えしたい。

 

わたしはこの本を1日半で読み切ったのだが、読んでいる途中から読書が楽しくて楽しくて仕方がなくなった。早く本に書かれた読書術をためしたくてめちゃくちゃワクワクしながら、読書をし、読書を終えた。

 

終わったころには、「はやく試したい」「はやく本を読みたい」というモチベーションでいっぱいだったし、なんならこの本を読みながらいくつか試してみたので、読み終わった頃には読書術を軽くマスターしていた。

 

本にもアウトプットの必要性が書かれていたし、忘れたくなかったので自己分析用に使っているノートに『読書術コーナー』をつくり、そこに記録した。

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有益すぎてメモ残しすぎてもう売れない。

 

 

日々意識したいと思ってノートに書いた内容をこちらにも残しておく。

 

習慣にしたい読書術

本の選び方

①自分が「なりたい」と思う人の本を選ぶ。また「なりたい人」が推薦する本を読む

②「広げる読書」と「深める読書」を使い分け、領域を知ることで、自分の可能性を広げる読書をする。読書の領域を使い分け「適性」「個性」「長所」「才能」を知る

「長所伸展」と「短所克服」どちらを目的とする本なのかを明確にする。(長期伸展は難易度の高い本や応用編を読み、短所克服には入門書を読む)

 

本の読み方

①まず目次を見て、本の全体像を把握する

②パラパラとページをめくりながら、自分が最も知りたいことを先に読む

③本のアウトラインを確認後、本を読む目的と「速読」か「精読」かを決める

1週間に3〜4回のアウトプットで記憶に残す(メモをとる、マーカーを引く、内容を人に話す、感想や気づき、名言をSNSでシェアする、書評やブログを書く)

⑤頑張ればぎり達成できる「制限時間」をもうける(何かの作業を行うとき、集中力は最初と終わりに特に強くなるらしい)

寝る前の読書は記憶を最大化し、また、睡眠に入りやすくする効果も

⑦本を読むときは2つの難易度を設定する(「本の内容」と「読むスピード」

⑧鉄は熱いうちに打て!面白そうだと思ったら一気に読むべし

⑨一定期間に同ジャンルを読む「固め読み」が記憶に残る

 

ちなみに④の「SNSで名言をシェアする」には、いいねがつくと目に入るので、復習効果もあるそうです。(↓実際にやったけど、たしかにより記憶に残ったし、このブログもまさにこの記述の実践)

 

 

↓の気付きメモも、この本から学んだこと。 

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あと所々で影響を受けた本の話とか、どこかの本を引用した言葉が現れるので、どこか「樺沢紫苑の集大成」である感じが、成長意欲を高めてくれる。

 

面白い文章を書く人が、どんな本を読みどんな影響を受けて、どんな風に現在の生活に活かされているのか。

 

それを知ることは、文章を生業にしている人間にとって、デカい収穫だと思う。実際に、前回読んだ『ムダにならない勉強法』と今回の本から影響を受けて、わたしは以下の本を購入した(Amazon待ちなので、5月に届くはず)。

 

書くことについて (小学館文庫)

脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方

日本人とユダヤ人 (角川文庫ソフィア)

精神科医が教える 良質読書

職業としての小説家 (新潮文庫)

ノルウェイの森 上 (講談社文庫)

死ぬ瞬間-死とその過程について

「苦しい」が「楽しい」に変わる本 ~ 「つらい」を科学的になくす7つの方法~

 

どんだけ引きこもる気やねん。

 

という声が聞こえてきそうだけれど、読書術を学んだからいざ仕事が忙しくなっても大丈夫(だと思う)。

ここ1年半くらい、本当に時間の使い方が下手で忙しくて心を亡くしかけてしまっていたから、このタイミングで樺沢先生の『脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術』『ムダにならない勉強法』『読んだら忘れない読書術』に出会えて良かった!

 

外出自粛生活がはじまり、仕事が激減したいま『時間ができたらやろう』がめちゃくちゃ溜まっていたことに気づいたわたしは(読書を含めて)いま、特に働いてないのになぜか忙しく、なぜか日々がめちゃくちゃ楽しい。

 

そういう時期も大事だよね。(焦るのは6月からにしようって決めている。)