OFFICE&FREEDOM

沖縄フリーライター・WEB編集者/三好優実のブログです。

愛する人が生きている幸せ。外出自粛しないと気づかなかった10のこと

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沖縄に移住して、早5年。

長いようで短い年月ですが、わたしが沖縄にきてから今が1番観光客が少ないのではないでしょうかと思いながら、自宅で粛々と過ごしております。

 

新型コロナウイルスの感染拡大により、今まで見たこともない規模で多くの人が自粛を強いられていて、わたしもその枠から外れることなく大幅に自粛し、今はほぼ毎日夫にしか会わない暮らしを送っています。

 

仕事についても、外出を要する仕事はすべて自粛体制にし、今は昨年と比較して1割程度の仕事しかしていません。

 

幸いフリーランスなので、仕事は止めようと思えば止めることができます。そのように、しました。(向こう半年間、ほぼ無給の覚悟です)

 

 

ただ、わたしは基本的な性格が楽観主義なので、命以外のことはだいたいどうにかなると思っているのです。32年間生きてた中で、所持金23円で1ヶ月暮らしたこともありました。ごはんに醤油と油をかければ1ヶ月は全然楽しめるなどと言っていた時期を思い出すと、日本で生まれ育ったというだけで餓死はしないんじゃないかなぁという感覚があります。

 

けど、病だけはだめです。ご飯が食べられなくて死にかけたことはなくても、病気で死にかけたことは2回あります。身をもって言います。病はあかん。

 

そして新型コロナウイルス感染症の恐ろしいところは、「潜伏期間の長さ」と「症状の出方に個人差がありすぎる」ことです。つまり、自分が感染の実感なく、加害者になることもありえるということ。

 

中には『別に死んでもいい』と思っている人もいるでしょう。けどそんな問題じゃない。人に感染しないなら、生活習慣病のように『自分はどうなってもいいんじゃ』と思えばいいでしょうが、感染症はそういうもんじゃありません。なにより恐ろしいのは、自分が生き延びたとしても、いや生き延びたときこそ、誰かを死なせてしまう後悔をする可能性があります。わたしはそんな後悔、死ぬより嫌です。考えただけで震えます。

 

 

・・・と、今もマスクをしていない人やスタバの行列に並んでいる人に募らせてるもどかしさが爆発し、つい冒頭長くなってしまいましたが、そんなこんなでほぼ1日家から出ない生活をしている中で、気付いたことがあるのです。

 

昔刑務所に入った知人がこう言っていました。『普段と違う環境下で気づけることは大事にした方がいい』と。なので、その気づきをここに記したいと思います。

 

コロナで心が滅入っている人には意識を内面に向けて欲しいという願いと、そしていつか忙しい日々の中、読み返して何か感じられるといいなという自分へのメッセージを込めて。

 

1, 本も積もればタスク化する!買った本は即時読むべし

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※実際にわたしが積んでしまった本の山でございます・・。


この機会に積ん読(積みすぎ...)を読みまくろうと、この山積み本たちを少しづつ減らす行動を取り始めました。そして新しい本も数冊買いました(先に積ん読読め)。

 

そしてふと気付きました。

 

「半年前に買った本、読むモチベーション失せた...。」

 

そう、半年前に買った本はもはや、その当時のモチベーションではないのです。読む気がおきない。それより、今日届いた本を早く読みたい...!(ダメ人間)

 

半年間積むなよって話なんですけど、読もう読もう✖️100と思っていても、時間とともに、忙しい中で時間を作ってまで読みたい気持ちはとっくに薄れているのです。

 

わたしは誓いました。本は積もれば気が重いタスクと化す。仕事もなんでもそうだと思うんですけど、鉄は熱いうちに打つべし、なのです。

 

2, 同じやり方がずっと続くと思わないこと

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これはもう、肌身に染みて感じました。わたしは フリーランスになってから1年半、楽しくお仕事させてもらってましたし、クライアントにめちゃくちゃ恵まれていました。

 

けれど、私は同じ働き方がずっと続くと思っていたんです。続けられると。何年も何年も、同じように取材へ行き、打ち合わせを行い、人と会い人と会い人と会い仕事していけると思っていたんです。なぜだろう。

 

 

緊急事態宣言の少し前に、とあるカメラマンさんにお仕事どうしてますか?と聞きました。そのカメラマンさんは「普通に受けています」と答えてくれました。

 

それが「やりたくないけど(生活のために)受けてる」なのか、「危険視してないから受けてる」のかは聞きませんでしたが、もしも「やりたくない」時に、フリーランスとして生きていくには、それ以外の選択肢を作っておかなければいけないんです。

 

わたしは「完全自粛」を選びました。だけども、これが半年以上続くようであれば、危険を承知で外出を要する仕事を受ける必要があります。(だから個人的には、給付金は『自粛費』として全員一律給付して欲しかった...。)

 

そもそも、冒頭でも書きましたが、フリーランスにとって「仕事を断る」というのはとても怖いことなんです。

 

でもこれは同じやり方が続くと思っていたわたしが甘かった。何がどうなっても、やっていける自分にならなくちゃいけないのに。

 

なので今は、新しいことに挑戦したり、勉強したりしています。コロナが終息したら、また甘ちゃんな自分に戻らないように。生きるすべは多く持つべし!

 

3, 大事な人には会える時に会いに行くべし

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どういうことかと言いますと、今めっちゃおかんに会いたいんですよ。10代で家を出て以来、あまり実家には帰っていませんでした。が、コロナは高齢者が危ないと言われ始めたころくらいから、母に無性に会いたいわけです。心配で仕方ないわけなのです。

 

『いつでも会えるし』いつもどんな時も、そんな存在だった母。無性に会いたい今になると、自分が保菌者だったらとか、空港で感染したら、とかで帰れません。そして、そうするべきなのです。

 

終息したら会いに行って、美味しいご飯を一緒に食べたいな。

 

4, 政治に興味を持つべし

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これ結構思った人多いんじゃないでしょうか。私は今回の新型コロナパニックで、あらゆる情報を確認しました。でも、本当かどうかの確認が難しかったです。特に政治に関しては、「マスク2枚」とか「安倍さんがつけてるマスクが変」とか、そんなわかりやすい事実にばかり目がいって本質を見る力がわたしにはなかった。

 

けど、それなりにリテラシーのある友人と話していると(LINEね)、前例の話や書類にはこうかいてあった、など、レベル高い情報の取り方をしているのです。政府の出した書類なんて読めないって思っているわたしが、表面でしか理解できないのは当然でした。

 

情報の精査もできず、そして真剣に選挙投票したことのないわたしには、政治を批判する権利なんてありません。おいおいマスク2枚にナンボほど配送料と人件費使うねん、とか思ったとしても、その裏側にある何かを知ろうとしない限り、ただの文句言ってる人なのです。

 

なので、政治に興味を持ち、次回の選挙では、自分の払った税金を捧げる気持ちで投票しようと思います。

 

5, わたし、自宅でずっと過ごすの全然苦じゃないや。

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今まで忙しくて気づかなかったけど、わたし時間がいっぱいあるとか家からでないとか全然大丈夫な人でした。

 

はいくらでも寝ていられるし、何時間でも本読めるし、何時間でも友達とLINEできるし、時間があればあるほど無限にやりたいこと思い浮かぶし、すぐやるしすぐ飽きるし、あんまり寂しがりやじゃないし、むしろ化粧しなくて肌がきれいになりそうでウキウキしてるくらいです。

 

外出自粛し始めてすぐにiPadを買ったので、絵を描いたり画像を編集したりも楽しいです。ハマりすぎて、Instagramで新しいアカウントも作っちゃいました。w

 

 

手帳が好きすぎて手帳の開発したいという野望(?)もあるので、具体的な企画書も詰めているところです!ビバ外出自粛! 

 

6, 厳しい時こそ周りの人の本音が見える。観察すべし。

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昔、初めて就職した会社が倒産した時のこと。倒産前に希望退職者募集があり、社内の疲弊した環境や先が見えない不安に負けそうになり、希望退職の手を挙げそうになった時に当時の彼氏さんから言われた一言が、今もまだ頭に残っています。

 

「会社が終わる瞬間に立ち会う機会なんて、そうあるもんじゃない。しっかり自分の目でみてこい。」

 

はっとしました。言われた通り倒産まで残ってみたんですが、そのとき、人間には究極の状況でしか見せない一面があることを知りました。

 

めちゃくちゃ真面目で規律を守っていた人が、店内の商品を盗んで帰ろうとしていたり、いつもクールな人が大泣きしてたり、人当たりが良かった人がさっさと帰ってしまったり。

 

わたしが冷静でいられたのは当時の彼の言葉があったからなのですが、『目に見えるものが真実とは限らない』というコナン的な言葉を実体験で学んだことで、その後の人付き合いは大きく変わりました。

 

そして今回のコロナの件でも、少なからず人間というものを感じる瞬間がいくつかありました。

 

 

 

いま改めて、フリーランスになって1年半で築いた人間関係を誇りに思うとともに、感謝の気持ちを忘れず、その感覚を大事に人付き合いをしていこうと再確認したのでした。

 

7, 辞めてもそんなに困らない習慣は意外とたくさんある。

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やらなきゃモードに入ってる時って、ルーチンを辞めるの怖いんですよね。けど、意外とやらなきゃいけないことってそんなにない。死なないし。

 

頻繁にやってた飲み会もそうだけど、MTGもオンラインで全然いいし、なんならチャット等のコミュニケーションコスト意外とかかっちゃう系もちょっと断捨離状態なのだけど、快適。

 

日本人はコミュニケーションに時間をかけすぎてる、とよく言われているし、わたしはそんな中でもかけていない方だと思っていたけど、気づかずやってることは多いなと。あと移動にも結構工数使ってた。

 

8, やりたいことはできる時にすぐやっておくべし。

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私は日頃から「思い立ったが吉日」人間なので、そんなに遠くないところであれば中規模案件の完了時期くらいに、旅行予定をボンッと入れたりします。(写真は2月に行ったチームラボ 栗林公園 光の祭)

なので外出自粛が長く続いても、それはそれで充実なのです。ある意味仕事と旅行をやりたすぎて、家でやりたいことを溜めに溜めていたからですね。(積ん読とかインスタとかね)

 

実家の話もそうだけど、人間が後悔する瞬間って「いつでもできる」と思っていたことができなくなった時だと思うんです。映画とかドラマ見るの好きだから、なんとなくそういう感覚があって。

 

この自粛期を通して、行動に関しては今までやりたいようにやってて良かったと思った次第です。もちろん、自由にいさせてくれる旦那さんへの感謝は無限大であります。。

 

9, 「確実に大丈夫な職種」なんて存在しない。

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決してネガティブなことを言いたいわけではないのですが、沖縄は数ヶ月前まで『観光が盛り上がってる』『沖縄は今後、アジアを繋ぐ拠点になる』と言われていました。わたしもその言葉を決して疑わず、あらゆるところで観光メディア立ち上げのお話や海外との連携、オリンピックとの関連などのお話を耳にしました。

 

沖縄、そして観光業に明るい未来だけを描いていたのが数ヶ月前。そしてたった数ヶ月で、国際通りはゴーストタウンになり、県内の観光業従事者たちは悲鳴をあげ、那覇空港は沖縄県内で一番感染を恐る場所となりました。

 

だからどうするというのはそれぞれあると思いますが、少なくとも「確実にこれだけは大丈夫」という考え方は、何事においても危険なのです。

 

10, 愛する人が、生きている。それって超幸せなこと!

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これにつきます!

愛する人が、生きていること。それがもう幸せなんです。外出できなかろうが、飲みにいけなかろうが、仕事が減ろうが、体重が増えようが、不安が続こうが、愛する人が生きているんですよ。昨日も、一昨日も、その前もその前もその前も、誰かの大切な人が亡くなっているのに、です。

 

実際に、誰かの大切な人が毎日命を落としてる。そんなことを考えたら、どんなに辛くたって、その人たちより絶対に辛くないんです。だから自粛がんばろう!大切な人のために。誰かの大切な人のために。

 

そんな感じで、わたしはまだまだしばらく自粛を満喫させていただきます。オンライン飲み会のお誘いはいつでもどうぞ♩では。